フローリングのカビ実験2019/07/23
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今回ご紹介するのは、大和屋で行った「フローリングのカビ実験」!
透明な瓶の中に、フローリングの切れ端と食パンを入れます。
数日放置して、食パンにどのような変化が出るのかといった実験です。
実験で使ったフローリングは、
左から、カラーフロア、クッションフロア、パイン(無垢)、オーク(無垢)、杉(無垢)の5種類。
左の二つは、木目が印刷されたシートや薄い板が貼られたもの。
右の三つは、大和屋の商品で、無垢材と呼ばれる本物の木でできたフローリングです。
どんな結果が出たのでしょうか?
皆さんは想像がつきますか?
<約10日後>
クッションフロアに小さなカビを確認しました。
パイン、オーク、杉の無垢材には確認されていません。
<約1か月後>
カラーフロア、クッションフロアはカビがすごいことに…。
ところが、パイン材などの無垢フローリングにはカビが見当たりません!
これはどういうことかというと、木の成分「フィトンチッド」が関係しています。
木には微生物や害虫から身を守るための自己防衛として「フィトンチッド」という成分を持っています。
森林に行くと、なんだか清々しい気分になりますよね?
これが「フィトンチッド」なんです。
フィトンチッドには殺菌、消臭効果などがあります。
だから、森の中はとってもきれいな空気なんですね。
今回の実験では、「木の殺菌作用によって食パンにカビが生えなかった。」というわけなんです!
また、本物の木は湿度も調整してくれるんです。
とっても優れものですね!
大和屋では他にも色々な実験を行っています。
また後日、別の実験をご紹介します^^
大和屋の商品について知りたい方はこちらをご覧ください。
木のぬくもりをこども達へ
服部