木のぬくもりをこども達へ

2013年1月17日～24日までの8日間、
『パッシブ園舎ツアー』として、ドイツのミュンヘン、スウェーデンのストックホルムへ、幼稚園の園舎を中心に視察に行ってきました。

まずパッシブ（ハウス）とは、ドイツ発祥の省エネ住宅の考え方です。
自然に存在する太陽熱や通風、採光などを最大限に取り入れ、建物全体の性能を上げることで、化石燃料に極力頼ることなく、エコで快適な生活をするという考え方のことで、ドイツでは新築住宅の１０％がこのパッシブハウス基準を満たしており、２０２１年には現在のパッシブハウス基準以上でないと新築住宅は建てられなくなります。
日本ではまだそこまで厳しい基準まで追い付いていませんが、パッシブハウスは日本でも着々とその戸数を増やし始めています。
私たちは、そのパッシブハウスを園舎にも広げていきたいと思っており、今回のツアーが実現しました。

ミュンヘンは大雪。
ドイツでも珍しいほどの大雪らしく、空港からホテルまでバスで通常４５分のところ２時間かかって到着。
いよいよ明日から視察が始まります。

・モンテソーリ幼稚園視察
・Unterｆoehrungの幼稚園視察
・inLangenpreising視察

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・モンテソーリ幼稚園視察

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今朝６時にミュンヘンのホテルを出発し、雪の景色を眼下にスウェーデンのストックホルムへ。
明日からは過密スケジュールで視察が始まります。

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・Henriksdals forskola視察
・ルーマ図書館見学
・Kullens forskola視察
・Granatapplents forskola視察
・Henriksdals forskola視察
・ルーマ図書館見学
・Kullens forskola視察
・Granatapplents forskola視察

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・SkogsLunden視察
・SkogsLunden建設中現場視察
・こども図書館見学

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今回のツアーは、ドイツ・スウェーデンともに雪の中の視察となりましたが、パッシブハウスの快適性を味わうには持ってこいの環境でした。
原発の全廃を決めたドイツと、エネルギーの再利用に熱心に取り組むスウェーデンの環境への取り組み方は、我々原発の問題を抱える日本にとって見習うべきことが多くありました。
今日本で言われているエコは、一次エネルギーの消費を考えると本当の意味のエコにはつながっていないものも多くあります。
今後、日本でも今ある自然エネルギーを最大限に利用した、パッシブハウスのような快適な園舎が少しでも増えるよう、大和屋としてもその取り組みの一端を担うことができれば幸いです。