こすもす保育園様2018/06/22
もっくんワークショップミニ黒板作り
千葉県松戸市にある、こすもす保育園様にてワークショップを開催しました。
最初に皆で集まって挨拶から。私たちの自己紹介をしました。
実は、こちらの保育園は大和屋が木の部分(木枠や押入、棚など)の工事をさせていただいた経緯があります。 今回は当時の現場担当もスタッフとして参加しました。
工事をしたという話をすると、こども達は目を丸くしています。
「作ってくれてありがとう!」と言ってくれる子もいて、わたし達も嬉しくなりました。
挨拶が終わった後は早速4歳、5歳に分かれてワークショップ開始です。
今回は、4歳児は黒板づくり、5歳児はお箸づくりをします。
<黒板作り>
はじめに20センチ角にカットされたベニヤ板を皆でヤスリがけします。
初めてヤスリを使う子も多かったので、使い方を説明してから実際に削ってもらいました。
「白い粉がついたよ!」とヤスリについた木の粉に気がつくこども達。
「これはヤスリで削った木の粉だよ。ヤスリがけしたところを触ってみて。」と教えると、
その部分を触りながら「スベスベだ!」と驚いた表情。
「もっとスベスベにするんだ!」と一生懸命ヤスリがけをしてくれました。
それから刷毛の使い方を練習して、黒板塗料を実際に塗っていきます。
白い所がなくなるまで塗ったらおしまいです。黒板をベランダに移動して乾かすことになりました。
こども達は早く乾くのが待ち遠しいようで、「いつ乾く?」と聞きに来る子もいました。
黒板作りが終わった後は、わたし達が持ってきた端材の積木で遊びました。
<お箸作り>
初めにカンナの持ち方や使い方、注意事項を説明します。 カンナは刃がついているので、特に間違った使い方をしないように細心の注意を払っています。 そしていよいよお箸作りスタートです。 最初は見たことのないカンナを手に、不思議そうに削っていましたが、コツがつかめてくるとみんな楽しそうにお箸をカンナで削っていました。
お箸づくりをしていると、教室の中はヒノキの香りがしてリラックス空間になります。 削りカスの香りをかぎながら、「段々いい匂いになってきた!」と喜んでくれました。 また、「今どこ削ってる?」など隣のお友達とも進捗状況を確認しながら声を掛け合って作っていく姿も印象的でした。 カンナで削り終わると次は、ヤスリでお箸をまるく削っていきます。 ヤスリで削っているときも、途中の出来具合を確認しに来てくれたりと、更に良いものを作り上げる努力を惜しまない姿勢にとても感動しました。 お箸が出来上がった後は、4歳の子たちと入れ替わりで積木遊びをしてもらいました。
時間の都合上、あまり積木遊びの時間が取れなかったのですが、 少ない時間でもとても楽しそうに遊んでくれました。 また、こども達に後片付けまで手伝ってもらえたので大助かりです。 ワークショップの途中、3歳の子たちが見学にやってきました。 「来年は皆も作ろうね」と先生が声をかけると、こども達も嬉しそう。 こどもはやっぱりものづくりが好きなんだなと感じます。 「大きくなったら大工さんになりたい!」と言ってくれるような子がいたら嬉しいです。 ワークショップにご興味がある幼稚園・保育園の皆様、 詳細はこちらをご覧ください。 木のぬくもりをこども達へワークショップ詳細 ※開催時期や場所によりお断りさせていただくことがございます。ご了承ください。